✅ そもそも「出穂期」とは?
稲の茎(稈)から 穂の先端が5mmほど出たタイミング を「出穂(しゅっすい)」と言います。
- 出穂が始まった日 →「出穂期」
- 穂が約半分以上出そろった日 →「出穂そろい期」
- 穂がほぼ全て揃った →「穂揃い期」
散布の目的によって最適なタイミングは異なりますが、
カメムシ防除やいもち病・紋枯病対策は“出穂始期〜穂揃い期”が最も重要です。
🌾 プロが現場で使う《出穂期チェック方法 5ステップ》
① 圃場の端だけで判断しない(中心部を必ず確認)
田んぼの外側は風通しが良く、日当たりも良いため 中心より早く出穂が進む傾向 があります。
プロは必ず 田んぼの中心部に足を踏み入れ、5〜10株を確認します。
② 穂の「先端が出ているか」を見る(5mm以上が目安)
葉の間から 白い・薄黄色い穂先が5mm以上出ているか を見ます。
📌 ポイント
- 5mm未満 → まだ「出穂していない」扱い
- 5mm以上 → 出穂判定
- 田んぼの10〜20%が出穂 →「出穂始期」
③ 止葉(とめば)の角度で判断する
プロがよく行う“視覚的に分かりやすい方法”がこれ。
- 出穂前 → 止葉がピンと上を向く
- 出穂期目前 → 止葉がゆっくり水平に近づく
- 出穂期 → 止葉がやや下向きへ角度を変える
遠目でも判断しやすいのが利点です。
④ 穂の色・質感を触って判断する
現場では目視だけでなく 触って判断する ことも多いです。
- 穂がまだ固い → 出ていない可能性が高い
- 穂が柔らかく、しなりがある → 出穂が進んでいる
手触りで成熟度を感じ取れます。
⑤ 生育差を確認し、圃場の平均値を判断する
出穂期の散布は 田んぼ全体の平均進度で判断することが最重要です。
- 早いところ:すでに30mm出ている
- 遅いところ:まだ葉の中
→ この場合は “全体の平均が出穂始期〜中期かどうか” を見ます。
「早いところに合わせる」ではなく
平均に合わせるのがプロの判断です。
🔍 出穂期を見誤るとどうなるのか?
- カメムシ被害の増加(等級落ち)
- いもち病の感染リスク増大
- 紋枯病の蔓延
- 防除効果の低下でロス増加
散布の費用が無駄になるだけでなく、
農家さんの収量と品質に大きな影響が出ます。
🚁 プロは“出穂期判断 × 散布タイミング”で効果を最大化しています
ワールドドローンプロジェクトでは、
実際の請負現場で 毎年数十ha単位での散布作業を実施しながら、
独自の判断基準と経験値で最適な散布日を決定しています。
- いつ散布すべきか?
- 出穂期前後のどのタイミングが最適か?
- 天候の読み方は?
などを総合的に判断して作業を行います。
農家さんから「毎年頼む理由はここだよ」と言われる最も大きな点です。
📞 出穂期の判断に迷ったらお気軽にご相談ください
ワールドドローンプロジェクトでは
ドローン散布・講習・機体販売・協会相談をワンストップで受け付けています。
現場経験のあるメンバーが、
圃場の写真・状況をもとに適期判断のアドバイスも可能です。

